前回に引き続き、帽子の染み抜きです。

染み抜きというより、今回はドライクリーニングの特性についてのご紹介です。

また、画像にも大変分かりやすく汚れが写るのでこの説明に使うことにしました。

帽子は頭にかぶるものですが、ご覧のように色が濃くなっているところがあります。

汗に含まれる成分には、水分、塩分、脂分、アンモニア等々いろいろなものがあります。

この帽子は、一度水洗いしてありますが、ご覧のように皮脂(ひし)が残っています。

水で脂を落とすのは大変です。(水と脂は分離しますね)

ドライクリーニングで脂を落とすことは容易です

それぞれの洗い方には、得意不得意があります。

素材や汚れの程度を見極めて、最適な方法で 洗う と言うことは

染み抜きに匹敵する 技術 と言えるのではないでしょうか?

今回はプロウエット(ドライ&ウエット)のお預かりになりました。

これで水溶性(汗の水分、塩分、アンモニアなど)と脂分(皮脂など)すっきり落とすことが出来ました。

染みでお困りのあなた あきらめないで 山形・東根クリーニングせいのに御相談下さい。

2008/06/29/