クリーニングに出すのは汚れたからが圧倒的理由でしょう。
中には、シワが増えたし、ズボンのプレスラインが消えてきたから「プレスだけお願いします。」
なんていう方もいらっしゃいます。
多少、割高になってしまいますが、プレスのみでも承っております。

汚れたから洗うは日常でも当たり前のことです。
下着を数日間同じものを使ったりする人はごくごく稀です。(テレビではたまにいますね。。。)
それでは下着の上につけるもの、シャツやセーターはどうでしょう?
一回着ただけで洗う人はあまりいないように思います。
では、その上に着用するジャケットやコートなどのアウター類はというと、、、
中には、1シーズン洗わないなんていう方も実際にいらっしゃいます。
汚れの目立つ目立たないはあるかもしれませんが、定期的にメンテナンスをしている方と
そうでない方とでは、その後の衣類のコンディションの差は大きく違います。
よい品を、長くよいコンディションでお使いいただくためには、定期メンテナンスは欠かせません。

ここで、注意が一つ。
クリーニング店はどこでも同じではありません
当たり前のことを当たり前にできるクリーニング店、
洗いのクオリティーの高いお店がおすすめです。
洗いのクオリティーが高いということは、溶剤管理、温度管理、洗剤管理が行き届いている証拠です。
白いものがグレーになって帰ってくるようでは、溶剤の管理は不十分ということです。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は年配の方のブレザーです。
お年を召してくると、よくこぼすことが多くなります。
家の祖父もそうでした。
このブレザーもいろいろなものがこぼれています。

      
     

付いたばかりのものから古いもの、水だけで落ちるものありますが、数も多く
染み抜き後にプロウエットしました。

     
     

ウール素材のブレザーをウエットクリーニングする。
これも洗いのクオリティーが高いお店の出来る業です。
ウエット風のお店が多くありますので、お店選びは大事ですよ。

2008/10/25/