クリーニング店には、それ専用の設備がたくさんそろえてあります。
たとえば洗いに関して。
家庭洗濯でドライマークの物は洗えますが、
ドライクリーニングは不可能です。
家庭でドライマークのものを専用の洗剤を使って
洗濯機のドライコースで洗った場合、それは水洗いです。
ドライクリーニングに水は使いません。

それでは、水洗いはというと、
家庭洗濯でお湯で洗うなんてことはまずありませんよね?
お風呂の残り湯を使った場合でも、25度くらいなのではないでしょうか。
クリーニング店ではYシャツは約60度のお湯で洗います。
温度、浴槽の回転数、水の量、すすぎの回数、脱水の時間から強さまで
とても細かく設定することが出来ます。
ここまではハードの話です。

機械を操作したり、品物への手間をかけるのは 人 のすることです。
経営者が自らの場合や、パートさんかも知れません。
クリーニングが大好きな人、とても勉強している人、ただなんとなく作業してる人
お店によってもさまざまでしょう。

  

 

とても汚れのひどいブルゾンです。
作業用に使っていたらしく、外も内も結構な汚れです。
よく見ると、食べこぼしの跡なんかも多数でした。

 

 

もちろん機械に入れて洗っただけではキレイにすることは出来ません。
部分的処理も必要です。ドライと水洗いのプロウエットもしてあります。
洗いの中にちょっとだけ染み抜きの技術もプラスしてあります。
それはすべて 人の手間 です。

山形クリーニングせいの

2008/12/10/